なぜ日本では無く米国株なのか!?
まずは、こちらグラフをご覧下さい。
これはS&P500指数というスタンダード&プアーズ社が算出している米国企業500社の時価総額加重平均型株価指数です。
何の事かさっぱり分からない方も多いと思います。
簡単に言えばアメリカを代表する会社(例:コカコーラ・ナイキ・P&G等)を500社集めてその株価の平均だという認識で良いです。
見て下さい!この美しい右肩上がりのグラフを!
もちろん上下の波はありますが基本的にずっと右肩上がりです。
次に私達が住む日本国の一般的な経済指標である日経平均株価指数を見てみましょう。
う~ん(-"-)
微妙ですね。
ちなみに日経平均株価指数とは日本経済新聞社が東証一部上場している会社から225社を選んで平均株価を出した物です。
アメリカを代表する500社の平均株価がS&P500で日本を代表する225社の平均株価が日経平均と覚えておけば大丈夫です。
二つのグラフ(このように株価を表すグラフを株価チャートいいます。以下チャートといいます)を比べて、どちらかを買わなければいけないとしたらあなたならどちらを買うでしょうか?
私なら迷わずS&P500です。日本株は28年前の平成バブル期の最高値3万8957円を未だに更新出来ていません。それに比べて米国株は最高値を更新し続けています。
米国株はなぜこんなに強いのか?これからもこの傾向は続くのか?
この2つが皆さんが知りたい事だと思います。世界の人口が増え続けていく限りは今後もこの傾向が続くというのが私達(私と息子)の考えです。
現在、世界の人口は増加の一途を辿っており2100年位までは人口は増え続けると言われています。人は生きていくためには、ご飯を食べなくてはいけません。服も着るでしょうし、テレビや映画のような娯楽も楽しみたいと思うでしょう。人は生きていくために何かを消費をしなければ生きていけないのです。そうなれば、消費する物を作っている会社は消費してくれる人が増えれば増えるほど儲かりますよね(>_<)
世界経済は長期的にみれば右肩あがりというのは投資家にとっては割と常識ですが、その主要因はこの人口増加にあります。しかし、いくら消費者が増えるといっても全ての会社が平等に儲かるわけではありません。血で血を洗う競争の結果、淘汰される企業と繁栄を続ける企業に分かれます。
皆さんが知っているアメリカの会社を考えてみて下さい。amazon、コカコーラ、マイクロソフト、NIKE、Apple、P&G、マクドナルド、ウォルトディズニー、コストコ、VISA、アメックス、IBM、スリーエムカンパニー、J&J、フェイスブック、ネットフリックス、他にも山ほどありますが、日本人が良く知ってるであろう会社をいくつか挙げてみました。これらの会社の共通点はアメリカだけで無く世界中で稼ぎまく
っているという事です。世界人口増加の恩恵を受けるのは間違いなく上記したようなワールドワイドな会社です。アメリカにはこんな化け物みたいな会社がごろごろあります。そんな化け物会社を500社もそろえたS&P500指数に長期で投資して負ける事はほぼ考えられませんよね(^_^;)
現在S&P500もNYダウも絶賛下落中でこの先もどこまで下がるのか見当もつきません。ただし、この程度の下落は今までもありました。2000年のインターネットバブルも資本主義の終わりと言われたリーマンショックもアメリカは乗り超えてきたのです。
世の中に絶対はありません。しかし、かなり高確率で米国株は再び最高値を目指していくでしょう。問題はそれが何年後か?という話です。明日かも知れないし、五年後かもしれません。はっきり分かる人は1人もいません。そんな中でもコツコツ買っていく事が出来る人だけが儲ける事が出来ると信じています。
今は米国株投資家にとって試練の時だと思います。ただ、逆に考えれば今が仕込み時だとも言えます。こんな時こそ自棄にならずに自分の投資方針を再確認したいですね(-_-)
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