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2019年にリセッションが来たら買いたい銘柄2!!

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こんにちは!!

F家の母です。

前回はSPGIを紹介しました。

2019年にリセッションが来たら買いたい銘柄として今回はMMM(スリーエム)を紹介しようと思います。

MMM(スリーエム)は結構有名なので知っている人も多いと思います。

MMMが何の会社かと言われれば答えに困りますね^^;

コングロマリット企業なので色々な事業をしています。自動車や建設・建築等関係のインダストリアル部門の売り上げが34.5%、交通や安全関係のセーフティアンドグラフィックス部門の売り上げが19.4%、ヘルスケア部門が18.4%、通信や電機製品関係のエレクトロニクスアンドエネルギー部門が16.3%、文具やオフィス用品関係のコンシュマー部門が14.5%です。良い取り方をすれば事業リスクが分散されていますね。どれか1つが調子が悪くても他の事業が補ってくれます。売り上げを国別に見るとアメリカが39.1%、アジア太平洋31%、欧州・中東・アフリカが20.4%、ラテンアメリカ・カナダが9.6%で世界中で展開しています。

MMMは製造業です。多種多様な分野の製品を作って売っています。MMMは連続増配で有名ですね。確か60年位だったはずです。長くにわたり増配を実施出来るのはそれだけ本業で儲けているからです。素晴らしいのは60年もの間それが可能だったという事です。60年もあれば色々な物が変わります。60年前はスマートフォンはありませんでした。電化製品の性能も飛躍的に進歩し、それに伴って内製部品も進化してきたはずです。そんなイノベーションの波に呑まれる事無く成長してきたMMMは凄い会社だと思います。そもそもMMMの創業は1902年なので117年に渡り成長してきた事になります。ジェームズコリンズ著のビジョナリー・カンパニーという本には「今後50年間、100年間、成功を続け、環境の変化に対応していく企業を1社だけ選べといわれれば、わたしたちは3Mを選ぶだろう」という記述があります。私も同意見です。

 

MMMの経済的な堀は一体どこにあるのでしょうか?調べてみたところ、特許とイノベーションを重視する企業風土がそれにあたるのかなと思ってます。MMMの特許は4万を超えます。その特許を組み合わせて、色々な製品を作っています。特許は強力な参入障壁です。他に類似製品が無い場合、特許が切れるまではその製品で独占的に儲ける事が出来ます。しかし、特許はいつかは切れてしまいます。ですのでいかに次の特許技術や新しい製品を作るかが成長し続けるためのカギになります。その事はMMMも重々承知のはずです。MMMのイノベーションを重視する企業風土はそのためにあるのだと思います。MMMでは、全売上高のうち発売から1年以内の新商品を10%、5年以内の商品を35%とする経営方針があります。また、15%カルチャーと呼ばれる勤務時間の15%を通常業務以外の活動にあてる事が出来るという制度もあります。どちらも徹底的に新たな技術・製品を開発するための物です。特許とイノベーションを重視する企業風土の2つがある内はMMMの事業が衰退する事は無いと思います。ただし、MMMはグロース株ではありません。一株益の年平均成長率も2007年~2017年までで5%位です。高値掴みは厳禁です。

 

MMMはかなり手堅い銘柄だと思います。個人的にはJNJやMCD並みに手堅いと思っています。ただ、MMMは製造業である事から売り上げが景気に左右される所があります。特に、車や建築、工事等に使う製品は景気が落ち込むと消費が減ります。ですので、リセッションが来た時に安値で買いたいと思います。ちなみにリーマンショック時に株価は50%位下落しました。そこまで、株価が落ちるかは分かりませんが最高値の250ドルから35~40%位落ちたら全力で買って行こうと思います。

 

前に記事でも書きましたが個別株は本当に難しいですね(>_<)

先にならなければ結果が分からないところも本当に嫌になりますね(-"-)

それでも、先になればきっとパッシブ運用以上の成果が出ていると信じてやっていくしかありません。含み損の真っ赤な株価をみても心折れないように今年も頑張っていく所存です。

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